お香に関して

2019年11月19日

お香・線香・香木の専門店「香源」

2018 年 9 月 26 日、妻が 5 年 8 ヶ月の直腸癌との闘病生活に終止符を打ち他界。2019 年 7 月 12 日に 88 歳になった父が心不全で突然の他界。1 年も経たない内に妻と父を亡くし、毎日、お線香との付き合いが始まりました。

悲しみと供に、お線香を焚くのですが、ふっと「このお線香は苦手だな〜」とか「この香り、あんた好きだよね!」と妻や父の位牌に話し掛けている・・・どうやら、お線香にも「好き・嫌い」があるようで、毎日のお線香は、やっぱり好きなものにしたいな〜と考えたのがきっかけでした。

特に香りに関しては、好き嫌いが明確だし、有煙・無煙も拘りだして、ネットを検索すると無数のお線香があるし、ただただ香りを楽しむためのお香という世界もあるようです。

そうした時間の経過と供に、すっかりお香にはまっていました!

お線香、お香をあげる意味

仏壇へ、毎朝、お線香をあげることが日課になっていますが、煙や香りに拘りだして、お線香やお香の種類を意識するようになりました。そうした中、かなり気になったウェブサイトの内容を引用しておきます。

仏さまは、香りを召し上がるとされています。
香り高いお線香を毎日あげることが、供養につながります。

天に上ってゆくお線香の煙が、この世とあの世をつなぐものであるという解釈もあります。

引用元:「仏壇へのお供えは「五供(ごくう)」が基本!マナーや注意点を紹介 | お墓・霊園探しならライフドット」より

なるほど、上記からしっかりと香りを選択するべきだし、煙を出すお線香やお香は、考え方によっては重要な選択理由として良さそうですね!

お線香とお香を勝手に定義する

個人的には、父や妻に捧げる「お線香」がスタートでしたが、香りを楽しむということでは「お香」と呼ばれているものも有り、その違いが解らないのですが、本ブログでは、勝手に以下のように定義しています。

  • お線香:仏壇用、即ち仏事に利用するもの。
  • お香:香りを楽しむためのもの。

上記を基本的な考え方とすることにします。本ブログでは、一般には、仏事に利用されることが多くても「お香」と呼ぶこともあるし、その逆もあります。ただ、以下の点は、「お線香」であれ「お香」であれ、個人的には拘っています。

  • 煙はしっかりと出てくれるもの(「無煙とか煙少なめ」といったものもあるようですが、それらは含めない)。
  • 「和」に拘ったもの(「伽羅(きゃら)」、「白檀(びゃくだん)」、「沈香(じんこう)」をベースにしている)。

海外生産されたお線香やお香もあるようだし、最近ではマンションでのお香も考えて、無煙とか煙が少ないようなお線香もあるようですが・・・個人的には、そうしたお線香やお香は省いています。お線香やお香の煙が上がる軌道を眺めているだけで、一時的にでも心を癒やしてくれるし、どんどん欧米流になっていく周囲から「和」の良さを改めて感じたいと考えています。

以下にお気に入りの「お香」をリストしていきましょう!

マイベストは「みのり苑 風韻シリーズ 伽羅」の高貴な香り

本ブログの投稿記事でも紹介していますが、現在、マイベストと言えるお線香、お香は、誰が何と言っても「みのり苑 風韻シリーズ 伽羅」になります!お線香として、そしてお香として、可能であれば毎日炊きたい!

「みのり苑 風韻シリーズ」には、伽羅の他に白檀や沈香もありますが、やっぱり個人的には「伽羅」が、その高貴な香りは、最高の癒やしです。ただ、ちょっと価格が高いかな。それと・・・娘達からは、大顰蹙のお香です。「匂いが強過ぎるよ〜」って事らしい。確かに、燃え尽きた後も、その残り香があることも特筆できると思います。

室内香のベストは「風韻シリーズ 伽羅」にそっくりな!?「みのり苑 薫風シリーズ きゃら」

お線香としてのマイベストは「みのり苑 風韻シリーズ 伽羅」だと思っていますが、もう少々気楽に利用できるみのり苑のお線香、いや「お香」を探すと、結局は伽羅に行き着きます。風韻シリーズをそのままに「薫風シリーズ」という室内香に。

みのり苑:薫風シリーズきゃら 1
みのり苑:薫風シリーズきゃら 1

ミニ寸という通常のサイズの約半分、6cm 程の長さで、燃焼時間は 10 分ちょっとといったところです。価格は正直決してお手頃とは言えませんが、ここぞという場面で高貴な香りを発揮してくれると信じています。

香りは・・・風韻シリーズと何が違うのかな〜といった感じの香りで、「風韻シリーズ 伽羅」の感想でも記述しましたが、高貴な香りという言葉がぴったりかな。

普段使いのお線香、お香として「大発 特選丹花」がベスト

みのり苑のお線香、お香は高貴な感触の香りを満喫できるのですが、何せ高価なことと、「伽羅」ということで娘達からは総スカンです!残り香も素晴らしいのですが、それも娘達にとってはお気に召さないようで。

そこで、お線香、お香としては「大発 特選丹花」が今のところベスト。みのり苑のお線香、お香に比べて香りはちょっと甘い感じ。白檀をベースにフランスの香水を調合しているようで。

大発:特選丹花(たんか)
大発:特選丹花(たんか)

決して古風ではないけど、どこかで「和」の感触を残しながら、モダンというか現代風というか。何とも癖になる香りです。残り香も強くなく、ほのかに残る程度ですから、お香が嫌いでもすっと香りが引いてくれるので安心!?個人的には「みのり苑」の強い残り香が好きですが、普段使いであれば「特選丹花」の方が万人向けかも知れません。

和風旅館で利用されている松栄堂の芳輪シーズ「堀川」と「白川」

ネットを調べると「旅館で利用されている松栄堂の芳輪シリーズ」との謳い文句で解説されていることが多いのですが、私個人は知恩院のネットショップで松栄堂の芳輪シリーズを見つけたのが最初でした。

松栄堂芳輪シリーズ:堀川と白川
松栄堂芳輪シリーズ:堀川と白川

実は、我が家、浄土宗でその総本山が知恩院で、亡き妻や父の仏前に「浄土宗総本山知恩院のお線香を」と考えてネット検索、知恩院のネットショップに並んでいたのが松栄堂の芳輪シリーズでした。

白檀がベースで、近代的に調合されているということで早速購入。焚いてみると・・・流石に素晴らしい香りです。個人的には「堀川」はちょっと甘過ぎる香りかな〜と感じていて、短いタイプのスティックで焚いています。

「白川」の方がさっぱりとした香りで、長く焚いておきたい香りなので、渦巻くタイプを愛用しています。約 90 分ほど燃焼し続けてくれるので、玄関で来客がある時に利用するようにしています。